小学生向け 九州大学特別授業

小学生向け 九州大学特別授業

様々な分野で活躍している九州大学の先生たちが、小学生のみなさんのために、特別授業を実施!野生動物との共存、黄砂の仕組み、超電導の理解など、様々な分野の研究を行う先生たちならではの特別企画です。
※特別授業の整理券は、実施当日10時よりインフォメーション付近で配布いたします。

ワークショップコレクションin福岡2025
特別授業を受けた小学生には
学位書を授与いたします。

スケジュール

  • 11:00~

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  • 12:00~

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  • 13:00~

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  • 14:00~

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  • 12:00~

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  • 13:00~

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  • 14:00~

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講師紹介

  • 野生動物と仲良く暮らしていくには、どうしたらいいんだろう?

    最近、農家さんが、イノシシやシカに農作物を食べられてしまって困っているというニュースを聞きませんか?その対策として、問題となる野生動物を狩猟して、さらに、そのお肉を食べることがすすめられています。しかし、獲って食べることにも、様々な問題があります。そもそも、狩猟がどういうものなのか、多くの人には知られていません。野生動物が仲良く暮らしていくためにどうすればいいか、狩猟を通して、みんなで考えよう。

    Profile

    基幹教育院

    安田章人

    ※研究者情報は氏名をクリック

    ◆どんな研究をしていますか?
    日本、アフリカ、ハワイなど、世界を舞台にして、狩猟に関すること、そして、人と野生動物が共存することについて研究しています。
    ◆小学生の時はどんな子どもでしたか?
    家の裏山を走り回ったり、サッカーをしたり、とにかく身体を動かすことが好きでした。また、ずっと家に犬がいて、動物が大好きでした。

  • 黄砂 ~春の厄介な風物詩~

    中国の乾燥域から飛来する『黄砂』は、春によく知られた風物詩である一方、健康への影響が議論される厄介な大気汚染でもあります。さて、『黄砂』はどのように発生し、日本へとやってくるのでしょうか?モンゴルの乾燥域の写真を交えながら、地球の息吹とも言える『黄砂』についてみなさんと考えてみたいと思います。

    Profile

    応用力学研究所

    弓本桂也

    ※研究者情報は氏名をクリック

    ◆どんな研究をしていますか?
    黄砂やPM2.5、光化学オキシダントなど大気汚染物質の数値シミュレーションに関する研究をしています。

    ◆小学生の時はどんな子どもでしたか?
    秘密基地を作って、虫や魚を捕まえては、図鑑と見比べるのが大好きでした。

  • つながるチカラで挑む! 未来の医療をつくるしごと

    世界には、病院やお医者さんが少ない場所もあれば、たくさんあって便利な場所もあります。最新の治療を受けられる場所もあれば、必要な薬すらも手に入れるのが難しい場所もあります。このような格差をなくすために、オンライン教育などの新しい技術を使った医療スタッフの教育をしています。また、医学部とデザイン学部の大学生が一緒になって、医療の問題を見つけ、解決していく取り組みをしています。

    Profile

    九州大学病院

    工藤孔梨子

    ※研究者情報は氏名をクリック

    ◆どんな研究をしていますか?
    最新のIT技術を使って、医療のために新しい教育をためしたり、つくったり、世界に広めたりすることに関して研究しています。

    ◆小学生の時はどんな子どもでしたか?
    常に何かを作っていました。目立ちたがり屋で、よく先生に怒られていた気がします(笑)

  • 超電導ってすごい!

    電気や磁石についての授業をします。授業の主役は超電導(ちょうでんどう)という物質です。マイナス196℃の液体窒素を用いた実験を取り入れながら、超電導の性能や私たちのくらしとの関わりを学びます。

    Profile

    工学研究院

    寺西亮

    ※研究者情報は氏名をクリック

    ◆どんな研究をしていますか?
    電気を損失なく流せる電線の開発をしています。実現すると、電気を使うさまざまな機器の性能を格段に高めることができます。

    ◆小学生の時はどんな子どもでしたか?
    野球やミニバスに夢中でした。モノを作るのが好きで、夏休みには時間をかけて木工工作をしていました。

  • 生きている化石カブトガニを観察して、地球の未来を考えよう!

    「生きている化石」カブトガニは、不思議な形で、這い、歩き、泳く、全部が出来る体をしています。恐竜がいた2億年以上前の時代から地球の環境が変化しても、今まで生き残れた、実物を観察して秘密をさぐります。砂浜で生まれ、泥干潟で育ち、沖へ出て、生きています。現在は、日本やアジアで絶滅危惧種になっています!九州大学各地でカブトガニを守っている人たちと、カブトガニのこれからと、人類や地球の未来も考えます。

    Profile

    工学研究院

    清野聡子

    ※研究者情報は氏名をクリック

    ◆どんな研究をしていますか?
    海の生き物のすみかの環境の研究、カブトガニなど絶滅しそうな生物が生を守る活動をしています。生態学と土木工学と社会を合わせた分野です。

    ◆小学生の時はどんな子どもでしたか?
    海と生き物と本が大好きでした。絵描きの父が海岸で画を描いていたので、その間に貝や石を拾って楽しんでいました。

  • 「かわっても、かわらない」ルールの発見

    授業のテーマは「かわらないもの」。私たち研究者はこれを「不変量」と呼びます。学校で習う九九や、電車の路線図にだって、私たちの身近にはたくさんの不変量がかくれています。いろいろな例をつかって、その不思議な世界の見つけ方をご紹介します。

    Profile

    数理学研究院

    松坂俊輝

    ※研究者情報は氏名をクリック

    ◆どんな研究をしていますか?
    1, 2, 3と続く身近な数も、並べ方や集め方、見方そのものを変えてみると、まだまだ分からない不思議がたくさん見つかります。

    ◆小学生の時はどんな子どもでしたか?
    図書室にたくさん行って、はしっこから順番に本をながめるような小学生でした。

  • "土の中の水の動きと植物の根が水を吸収する仕組みについて"

    土をさわってもらったりして、土にはどのような種類があるのかを知ってもらいます。また、畑の中で植物の根はどのように水を吸っているかを知るために、ストローを使った簡単な実験を見てもらい、どのように水をあげたら植物が良く育つようになるか、逆に枯れてしまうかについて話します。水が土の中でどのように動くかについて模型を使って見てもらい、植物の根が水をうまく吸うための工夫についてのいくつか紹介します。

    Profile

    農学研究院

    岩田幸良

    ※研究者情報は氏名をクリック

    ◆どんな研究をしていますか?
    植物にどのように水をあげればよく育つのか、どのようにすれば植物が良く育つかについて研究しています。

    ◆小学生の時はどんな子どもでしたか?
    子供向けの小説やSF小説を読むことや図鑑を見ることが好きで、テレビゲームをしすぎて親に叱られ、体育が苦手なインドア派の子供でした。