WORKSHOP COLLECTION IN FUKUOKA
福岡教育大学からは1ブース3企画を交代制で行います。
*3/31(土)①10:00-12:00 ②12:30-16:00、4/1(日)③
①小型木工ろくろを使って、手回し独楽(コマ)を作ります。
②竹串等を使って手作りやじろべえを作ります。
③錫(すず)という金属をとかしてメダルを作ります。
大学の先生や大学生たちと一緒に、楽しく、学べるお土産型の企画を用意しました。
①木工旋盤や木工ろくろを用いた加工(旋削)は、難しい、危ないと思われがちです。しかし、今回、杭削りを用いることで、比較的容易に、安全に削る(旋削)ことを可能としました。杭削りで「削る」、のこぎりで「切る」、くりこぎりで「穴あけする」といった加工による独楽(コマ)作りを通して、基本的な加工法を体験することができます。
②2本のフォーク、つまようじ、竹串を使って手作りやじろべえの制作に挑戦します。試行錯誤しながら作ることで、支点と重心の位置関係などのきまりに気付かせるのが目的です。また、市販のおもしろやじろべえの展示を行い、自分が見出したやじろべえが成立するきまりを確認してもらいます。
③古来より伝わる伝統技法である鋳金技法を用い、メダルを制作します。あらかじめ用意した「鋳型キット」を使用し好みのデザインを選択し、鋳型キットを組み立てるので、簡単に鋳金に親しむことができます。日常生活では馴染みのない体験とその達成感を通して、子ども達にとって新たな発見の種となり、科学への興味関心や、造形活動への意欲の向上が期待できます。
①大内 毅
技術教育講座 教授。木材の研究や教材・教具の開発等を行っています。幅広く皆さんに学んでいただけるように、日々、教育・研究に励んでいます。
②伊藤 克治
理科教育講座(化学) 教授。これまでに数多くの「科学実験教室」の講師も務めてきました(年間30回程度)。
③石上 洋明
幼児教育講座 助教。地域の伝統や文化に根ざした伝統工芸などの「ものづくり」や「遊び」などの研究も行なっています。