小学生向け 九州大学特別授業

小学生向け 九州大学特別授業

様々な分野で活躍している九州大学の先生たちが、
今回、ワークショップコレクション in 福岡2023で
小学生のみなさんのために、特別授業を実施!
地球温暖化から、水素エネルギー、宇宙科学、
CG(コンピューターグラフィックス)に至るまで、
ありとあらゆる分野の研究を行う先生たちならではの特別企画

ワークショップコレクションin福岡2018

センター2号館1階受付にて10時から、当日授業分の参加整理券を配布します。
枚数に限りがございますのであらかじめご了承ください。

特別授業を受けた小学生には、
学位証を授与いたします。

スケジュール

  • 3/25 (土)

  • 11:00~

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  • 13:00~

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  • 14:00~

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  • 15:00~

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  • 3/26 (日)

  • 11:00~

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  • 13:00~

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  • 15:00~

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講師紹介

  • コンピューターグラフィックスってなんだろう?

    PCによる美化、ものづくり、VTuber、メディアアートまで、近年のCG研究は様々です。授業では、あまり知られてないのではないかな?と思うCG関連の話題についてお話したいと思います。

    Profile

    九州大学芸術工学研究院 助教

    森本 有紀

    東大や理研での研究生活を経て、現在、母校で助教を務めて4年目。専門はプログラミングを使う方のコンピュータグラフィックス。
    その他、専門分野周辺で画像処理、UI、デザイン、AR、エンターテイメント、機械学習などに関する研究を行う他、アート、感性工学などについても色々と模索中。
    読書と健康が趣味な他、割となんでもやってみたい。

  • 素粒子で探る宇宙の謎

    皆さんは「素粒子」って聞いた事ありますか?その名の通り、全ての物質の「素」となる粒子のことで、堅苦しい言葉で言うと「物質の究極の構成要素」です。素粒子が何であるか、というギリシャ時代から続く素朴な疑問に対して最先端の研究がどう挑んでいるのか、また、その素粒子を使ってどのように宇宙の謎を調べるのか、できるだけ平易に紹介します。

    Profile

    九州大学先端素粒子物理研究センター 准教授

    吉岡 瑞樹

    横浜市出身、東京大学大学院修了 博士(理学)。
    東京大学素粒子物理国際研究センター、高エネルギー加速器研究機構の研究員を経て、2011年4月九州大学大学院理学研究院に助教として赴任。2013年4月現職に就任。
    茨城県東海村の大強度陽子加速器でミュー粒子や中性子を用いた素粒子実験の推進、および次世代電子・陽電子線形加速器計画の実現に向けた開発研究を行なっている。

  • 地球温暖化ってどうやって起こるの?

    温室効果ガスが増えると地球温暖化が起こることは知っていますね。でも、それがどのようなしくみで起こっているのかを説明するのは、実はけっこう難しいのです。
    また、PM2.5は大気汚染の原因ですが、気候変動にも深く関わっています。地球温暖化を正しく理解できるようになろう!

    Profile

    九州大学応用力学研究所 主幹教授

    竹村 俊彦

    2001年に東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。博士(理学)。2001年から九州大学応用力学研究所助手、2006年から准教授、2014年から教授。専門は大気中の微粒子(エアロゾル)により引き起こされる気候変動・大気汚染のコンピュータシミュレーション。気候変動に関して世界で最も利用される科学資料である国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)評価報告書の執筆を務めた。独自に毎日計算しているPM2.5の予測は多くの新聞やテレビで利用されている。執筆した論文が他の研究の論文に数多く引用される高被引用論文著者(日本人で毎年約100名のみ)に6年連続で選出中。

  • 水素エネルギーで動かす未来の社会

    100年先にも生活できる地球を残すために、今私達はたくさんの課題を抱えています。その一つが、”エネルギー問題”。
    今回のワークショップコレクションでは、未来のエネルギーシステムとして期待される水素を中心に、エネルギーの現状と課題について参加者の皆さんと一緒に考えたいと思います。

    Profile

    九州大学水素エネルギー国際研究センター 教授

    西原 正通

    熊本市出身。熊本大学大学院修了、専門:高分子化学 スイス、ジュネーブ大学博士研究員、神奈川科学技術アカデミー研究員などを経て、2016年より現職。化石燃料を燃やすエネルギー社会から、燃やさず持続可能なエネルギー社会の構築を目指して、水素、燃料電池の研究を行っています。

  • まちをデザインする仕事

    みんなが日々使っている学校、道路、公園…、おでかけで使う駅や電車…。それらが魅力的で、まちの風景がきれいだと「このまちに住んでよかった」「このまちに来てよかった」と思ってくれる人が増えます。暮らしや旅を豊かにする「まちをデザインする仕事」についてご紹介します。

    Profile

    九州大学持続可能な社会のための決断科学センター 特任准教授

    髙尾 忠志

    博士(工学)。技術士(建設部門)。長崎市景観専門監。2002年東京大学大学院社会基盤工学専攻修了。九州の色々な地域でまちづくりのアドバイザーをしています。主なプロジェクトは、「由布院・湯の坪街道 潤いのある町並みの再生」(土木学会デザイン賞奨励賞)、「西鉄柳川駅」(グッドデザイン賞、都市景観大賞まちづくり・教育部門大賞(国土交通大臣賞))、「出島表門橋・公園」(土木学会田中賞、グッドデザイン賞)。著書に『まちを再生する公共デザイン』(共著)等。

  • 脳波で言葉の不思議がわかる!?

    どうして日本語はいつの間にか話せるようになったのに、外国語は勉強してもなかなか話せるようにならないのでしょうか?この不思議の裏には、言葉に関わる脳の働きの違いが潜んでいます。脳の働きがわかる脳波計を使って、私たちが言葉を使うときに頭の中でいったいどんなことが起こっているのか探ってみましょう!

    Profile

    九州大学大学院人文科学研究院 准教授

    太田 真理

    福岡出身の両親のもと山口で育つ。東京大学大学院総合文化研究科で博士号を取得。東京大学、順天堂大学、米国ニューヨーク大学、九州大学講師を経て、2022年より現職。脳科学の実験と言語学の理論を組み合わせて、人が言葉を使うときの脳の働きを研究しています。最近は趣味で自分の子供が話す言葉を記録中。

  • 豊かな国と貧しい国
    -SDGs超入門

    世界には豊かな国と貧しい国があります。貧しい国はなぜ貧しいのでしょう?どうすれば豊かになるでしょう?世界のしくみと世界をより良くする方法を考えていきましょう。

    Profile

    九州大学法学研究院 准教授

    大賀 哲

    東京都出身、英国エセックス大学大学院修了。 Ph.D.。神戸大学大学院国際協力研究科・助教を経て、2008年2月より現職。この間、オックスフォード大学、ケンブリッジ大学、コロンビア大学などで在外研究を行う。専門は国際政治学。国際政治や世界のしくみをわかりやすく伝えるためのワークショップを小中高の各段階で行っている。

  • 星のかけらえがく私たちの世界
    「宇宙線ミュオグラフィ」

    星のかけらが描く私たちの世界「宇宙線ミュオグラフィ」超新星爆発でバラバラになった星のかけらが超高速で地球に降り注ぐ!
    映画かアニメの話でしょうか。いいえ、実際に超新星爆発で生じた星のかけらが超高エネルギーで今も地球に到来しています。どれくらいの量でしょうか。例えばこの授業の主役、「宇宙線ミュオン」は手のひらにだいたい1秒に1個・・・つまり1日で8万個以上当たるほどたくさんきています。この宇宙線ミュオンももちろん超新星爆発のエネルギーを持っているので、ピラミッドや火山も完全に貫通してしまうことができます。放射線が物体を透過するとき何ができるでしょうか。ものを透過したX線でとった写真をレントゲン写真と言います。どんな時に使われますか?一緒に考えよう!

    Profile

    総合理工学研究院 准教授

    金 政浩

    福岡県春日市出身。九州大学工学部応用原子核工学科に入学。九州大学工学府エネルギー量子工学専攻の修士を修めた後は同博士課程に進学し、博士(工学)の学位を取得。修了後は、産業医科大学、日本原子力研究開発機構発機構での研究活動を経て、2012年九州大学総合理工学研究院の助教として着任。その後、2017年に准教授に昇任して現在に至る。
    サイエンスの基盤をささえる放射線計測学を専門として、宇宙線ミュオグラフィによる巨大構造物の透視や、磁場のイメージング、またがんの検査や治療に用いることができる医療用放射性同位元素の製造技術の開発を手掛けています。

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